「我が子誕生」の喜びを、毎日の道具に残して
お子さんの誕生を記念に残すことを目的として、ご夫婦で使用するためにHEART KNIFE(ハートナイフ)をご購入いただいた小山さん。HEART KNIFEを手に取ったときの気持ちや、購入のきっかけについて伺いました。
子どもの誕生をきっかけに芽生えた、良い包丁を使いたいという想い
ー 今回、どういったことをきっかけにHEART KNIFEを購入いただきましたか。を贈られた相手はどなたですか?
2021年2月に子どもが生まれたことがきっかけです。
それまでは妻と2人だったので、包丁を含め自炊をする道具にはこだわらなくてもいいと思っていました。でも、やはり子どもには手料理を食べさせてあげたいという気持ちがあったんです。
子どものための食事の準備で野菜を切る機会が増えた一方で、トマトなどの柔らかいものはちゃんと切れる包丁じゃないとつぶれちゃって上手く切れなくて。
それで、妻と「良い包丁が欲しいね」と話をしていたところに包丁事業を行っている林さんの顔が思い浮かんで、「せっかくだから林さんのところで買おう」という事になりました。
ー ありがとうございます。
小山さんにはHEART KNIFEサービス化するときにも色々とご相談に乗っていただきました。今回はお子さまが誕生された際の記憶を形にして、ご夫婦で使うために購入されたんですね。
はい。
子どもが生まれたときの思い出が蘇るようなモノを、普段の生活の中でも身近に使いたいという想いがあったので、HEART KNIFEの包丁を購入しました。
ー 今まではどんな包丁を使っていましたか。
スーパーで買った3千円ほどの三徳包丁です。
今まで包丁は切れなくなってきた時や、引っ越しをするタイミングで買い替えて、古いものは捨てることを繰り返していました。
でも、包丁を使い捨てのように使うということはずっと心の中で引っかかっていて、あまり良くないことだという認識もあったんです。それで、今回子どもが生まれたタイミングということもあり、ちょっと奮発して、いつもの10倍ぐらいの値段でしたがHEART KNIFEの包丁を購入しました。
ー HEART KNIFEのことを奥様にお話しされた時は、どんな反応でしたか。
もともと質が良い包丁が欲しいと言っていたので、紹介した時には「すごくいいね、早く買おう」という感じでした。ですので、他のブランドの包丁を見て比較するようなことはなかったですね。
ー そうだったんですね。
HEART KNIFEボイスメッセージを録音し音声波形も入れられる商品ですが、小山さんは何を録音されましたか。
一昨年の2月に生まれた子どもの泣き声を録音しました。
ー お子さまの声を録音してご夫婦共有の道具として使うのはとても素敵ですね。ちなみに、音声波形の刻印された包丁を最初に見たときの印象についてお聞かせください。
見た目はキレイで洗練されたイメージがあり、質についても良い包丁だったら嬉しいなと思っていました。
でも実際に手元に届いて見てみたら、「あの時に録音した声だ」と、録音した瞬間の雰囲気や気持ちが真っ先に鮮明に思い出されました。
スマートフォンに入っている写真や動画で子どもの小さい頃を振り返ることはあっても、それ以外のタイミングで子どもの思い出が蘇ることって少ないので、それが毎日キッチンで使う包丁を通して自然と思い出せるのは、体験としてすごくいいなと思っています。
ー 料理好きな方に包丁をプレゼントされる際には、包丁に名入れをしてプレゼントに用いることもあるようなのですが、そういった包丁のプレゼントの仕方があるのはご存じでしたか。
(名入れの包丁を見ながら)いえ、全然知らなかったですね。
確かにこういった贈る相手のお名前を入れる方法でも、もらった方は嬉しいかもしれません。でも、言ってしまえば文字を刻んでいるだけにも見えますね。HEART KNIFEの包丁は名入れはできませんが、それ以上にメッセージやその時の状況を思い出せる音など「音声を包丁に乗せる」ことができるので、単に名入れするよりも気持ちが伝わるユニークな点が良いと思います。
ー ご評価頂きましてありがとうございます。
小山さんが普段ギフトを選ばれる際には、どんな人にどんなシーンで贈ることが多いでしょうか。
シーンとしては、出産や結婚などのお祝いごとが多いですね。
出産祝いは子ども服とかおもちゃとか、これから産まれてこられるお子さまが使うものなど、ある程度選択肢が絞られているので選びやすいです。でも結婚祝いの場合、贈るお相手の趣味嗜好もありますし、ギフトの選択肢が非常に多いので正直迷う場合もあります。
そんなとき、包丁を贈るのはすごく良い選択肢の一つかもしれませんね。
あとはお相手が料理好きの人だったら、誕生日プレゼントとして良い包丁を贈っても喜んでもらえそうですよね。
ー 今回はHEART KNIFEをご家庭用として購入いただきましたが、今後はどなたかにプレゼントしたいと思いますか。
はい、ぜひ贈りたいですね。母の日や父の日のプレゼントとして、子どもの声を録音して贈ろうと考えているところです。
今回HEART KNIFEの包丁を通して、日常生活のふとしたシーンで我が子の思い出を感じられる道具を持てたのは、とても感激する体験でした。この気持ちをぜひ自分の父と母、妻のご両親にも味わってもらえたらいいなと思っています。
普段は離れた所にいる両親ですが、キッチンに立って包丁を使うたびに孫のことを思い出してくれたら嬉しいなと思います。
ー ありがとうございます、とても素敵ですね。
HEART KNIFE 編集部 からのコメント
今回は小山さんにHEART KNIFEにまつわるお話をお伺いしました。
ご自身の特別な体験を一生記憶に残したいという想いのなかでHEART KNIFEを選んで頂いた小山さん。「誰かに贈る」ということだけではなく、ご夫婦の思い出を一本の包丁に乗せて日常の何気ないシーンでも感じていたい、という点がお話を伺っていて非常に趣深く心が温まるように感じました。
きっとお子さまが大きくなられた際には、ご夫婦だけではなく、お子さまも含め3人で一緒に録音した音声を聞いていただけることでしょう。今からその場面を想像するとホッコリしますね。
インタビューにお時間頂きました小山さん、改めましてこの度はありがとうございました。